今年も発行☆祗園祭マップ - 2009/07/01

いよいよ今年も祇園祭の季節。
そんな季節にぴったりの
祗園祭マップが今年も発行となりました!!
便利な広域地図と
山鉾や巡行ルートの掲載はもちろん、
今年は京都のオススメの逸品を
ご紹介しております!
文字サイズも大きくなって
持ち歩きで見るのに便利です。
宿泊施設、コンビニ、山鉾など
順次配布しておりますので
もし街中で見かけたら
ぜひぜひ、手にとってご覧下さいっ☆
Post: 2009/07/01 13:35 |
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「祗園祭マップ」 各山鉾に設置してもらいました!! - 2008/07/14

祗園祭りのメインイベントの1つ
「山鉾巡行」が近づき、山鉾がそれぞれの町内で立ち始めました。
やはり、お祭りはいいですね〜。
そこで、すなばの得意のまち歩き作戦。
各山鉾に
「祗園祭マップ」の設置の依頼で、
1日走り回ってみました。
*雨でぬれてしまい、とても見難いですが、
こんな一筆書きルートでまわってみました。
突然の夕立にもめげずに、
台車にマップを積んでごろごろ。
(各山鉾町の皆様、晴れやかな場に失礼をいたしました。)
皆様のご好意で、
32基のうち、ご担当者様に会えました25基で
設置いただけることとなりました!!
皆様、本当にありがとうございます。
Post: 2008/07/14 19:47 |
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2008 祗園祭マップ発行!! - 2008/07/08

今年もいよいよ祗園祭の季節がやってきました。
そこで今回
SUNABA MAP特集号祗園祭マップを作りました!!
山鉾や屏風祭の場所から山鉾巡行ルートまで、わかりやすく載っている地図。
そして京都の旅の楽しみであるお土産が満載のおみやげ手帖つきです!
京都市内のホテルや観光案内所、中心部の交番などに
祗園祭の期間中に5万部設置しております。
今年の祗園祭は「祗園祭マップ」を持って、
夏の京都の街歩きをお楽しみ下さい
※マップ面に記載している、7/17の山鉾巡行のスタート位置に
誤りがありました。
誤 四条東洞院からのスタート
正 四条烏丸からのスタート
情報に誤りがありましたことをお詫び申し上げます。
Post: 2008/07/08 10:12 |
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街中が熱気に包まれた・・・還幸祭。 - 2006/07/25

こんにちは〜。sunaba*ukoです。
昨日24日の還幸祭は、非常にエキサイティングな体験でした!!!
先の
17日の神幸祭では、八坂神社石段下の絶景や、お旅所での到着の喜びを目の当たりにしました。
今回の還幸祭では、街中を練り歩くお神輿に密着して参りました!
昨日は東洞院から高辻通を下がる西御座を見送った後、一旦事務所に戻って息を整え
三条寺町へ。
程なくして宮本講社神宝奉持列がやって来ました!
八坂神社のご神宝である勅板、楯、弓、矢、琴などの神宝を供奉して
厳かに進みます。
勅板には菊の御紋があり、天皇陛下より行列の許可を賜ったしるしなのだそうです。
騎馬のお稚児さまも通られます↑
神輿が「動」ならこちらは「静」といった感じでしょうか。
行列は長く、長く、寺町を下って行きます。
続いて、中御座の御神輿が来られるはずなのですが・・・
なかなか御姿が見えないので、渡御のルートを三条通沿いに逆行して、
文化博物館前へ。
ここはお神輿の休憩所になっており、sunaba*maruはお手伝いをさせて頂くためにここにおりました。
浴衣姿のお手伝いの方々が、何百ものお茶を用意して待っていらっしゃいます。
JR二条駅付近まで練り歩いている3基の神輿が帰ってくるのを、ここで待ち構えることに。
文化博物館では、「
丹波八坂」と書いた法被姿の、和太鼓の皆さんがいらっしゃいました。
力強い演奏で、集まった大勢の人々も沸きます。
力強い太鼓の音が空気を震わせます↑
八坂神社の注連縄を作るのに、丹波八坂太鼓の発祥の地である京丹波町で植えられた稲を使うのだそうですよ。

御神輿の鳳凰の足元に結わえられている稲も、京丹波町で植えられた八坂神社の稲だそうです。
sunaba*ukoが到着する前には、上方舞もご披露されていたそうです。
・・・神輿の到着が予定より遅れています。
どうしたのかな、盛り上がってあちこちに留まっていらっしゃるのか、今日はムシムシと暑いからしんどいのか、、
などと憶測が飛び交う中。
太鼓の音が聞こえてきました!
来ました!中御座の御神輿です!!
「ほいっとぉ!ほいっとぉ!」
夜空に浮かび上がる中御座の御神輿↑
「ほいっとぉ!ほいっとぉ!」
ち、近い。
勢いに揺れ、三条通を進む三若神輿会の皆さんを歩道で見ているのです。
丹波八坂太鼓も同時に太鼓を打ち、差し上げが始まります。
いや〜、圧倒されます!
観客の声援と手拍子の中、中御座の御神輿が下ろされ
余丁の皆さんは、しばし休憩。
用意されたお茶を手にして、ほっと一息。
お手伝いの方もてんてこまい↑
昨日は雨こそ降らなかったものの、じっとりと湿気に包まれた酷暑。
余丁さんの法被も、水を被ったようにビッショリです。
観客の人々は知り合いも多いのでしょうか、言葉を交わし笑顔がこばれる一時でした。
そして、「ヨ〜イ、ヨ〜イ」の合図と共に再び神輿が担がれ、
寺町通へと小さくなって行きました。
続いて東御座の四若神輿会が到着。
ここで、sunaba*ukoとカメラスタッフは三条寺町へダッシュ!!!
だって、あの長い長柄(ながえ:担ぎ棒)が三条通から寺町へ入られるのか
この目で確かめたかったんです!
三条通を避け、一本南の六角通を走ります。
迂闊にもヒールを履いているオロカな私・・・しかも走ったの何年ぶり??
しかも縦の通に差し掛かるたびに三条通が見えるのですが、
は、はぇぇ〜〜〜Σ( ̄ロ ̄lll)
2tはあるはずの東御座が平行に走っています。走っても走っても真横にいるんです???
どうやらこの区間は車輪をつけていたみたいですね。
とうとう最後はカメラスタッフに夢を託し、先に行ってもらいました・・・
汗だく(ハンパじゃありません!)になって寺町三条に着くと、ちょうど東御座が角を曲がり始めたところでした。
何とか間に合った〜(泣)。
そして、東御座が角を曲がる劇的瞬間。
細心の注意のもとに東御座が回転↑
息を止めて見ておりましたが、意外にもスムーズ!!さすがです〜
交差点いっぱいいっぱいに余丁さんたちが広がり、無事に曲がり終えました。
曲がりきって寺町通に入ったところで差し上げ。
観客も大きな拍手です!
ここで東御座は一休み。
目の前の余丁さん達は、はだけた胸に汗がびっしり!
そりゃそうです。・・そしてこっちもです(笑)
さて、sunaba*uko、さらに移動します!
今度は寺町蛸薬師!
そう、
西御座「ドリームチーム」の渡御を待つのであります!!
寺町蛸薬師手前で、
お好み焼とんとんの店長様と奥様にお会いしました。
お店は営業中でしたが、皆さん寺町通に出て首を伸ばして神輿の到着を待っておられます。
街の皆さんが楽しみにされているのですね。
さてさて、程なくして西御座、錦神輿会の皆さまが到着。
600人の担ぎ手が寺町通にひしめきます!
観客も、両側の壁に貼り付くようにして見守ります。
会長さんの合図、「・・・よろしゅうたのんます!」の声で
それまで担いでいた余丁さんたちが離れ、代わりに赤法被を着た役員の方々が長柄に潜り込みました。
会長さんの声で神輿が下ろされ、担ぎ手が交替↑
割れるような掛け声の中、ドリームチームの渡御が始まります!
赤法被の活躍を皆声援と共に見守ります↑
見ている側も立ち位置に迷うほど。
観客も錦神輿会も、境界なく混ざり合った寺町通。
前を過ぎてゆく余丁さんたちの汗と熱が伝染して、アーケードの中は興奮と熱気のるつぼです・・・!
勢い良く進むドリームチーム↑
蛸薬師から錦小路までの、わずかな一区間。
ひときわ大きい西御座の八角形の御神輿が、目の前で「シャンシャン」と揺れています・・・
まさに夢のような一瞬。
寺町錦での差し上げ。・・・お見事!↑
錦小路に着くとまた元通りに担ぎ手が交替して四条通を曲がり、西御座は姿を消しました。
・・・夢の跡・・・
いやいや、浸ってはいられません!
次は自転車に乗り、八坂神社まで疾走!!!
もちろん四条通はいっぱいと思われるので、大きく迂回。
高辻通まで下って、カメラスタッフら3人でブッ飛ばしました。
ただひとり、体力(運動?)不足のsunaba*ukoは
東山四条の八坂神社石段前に着いたときには一瞬目眩がしましたです。
ベストタイミングで西御座が!
八坂神社の西楼門前で、差し上げて回します。
いよいよ到着したのですね〜見ている方の感慨もひとしお。
東山四条の交差点には、観客の方々も溢れ出てきて
歩行者天国と化しています。
拍手の鳴り止まぬ中、神幸通へと西御座は進みます。
ここを通って、
南楼門より本社に戻られるのです。
観客の方々が後に続きます。中まで入られるのでしょうか?
sunaba*スタッフもついて行ってみました。
八坂神社の南の鳥居をくぐり、南楼門を入ると・・・!
真夜中に明るく照らされた舞殿には、渡御を終えた中御座が既に納まり、
舞殿の正面では東御座が差し上げを行っている最中でした!
何度も、何度も差し上げます。
一旦終わると、「もう終わっていいんか〜〜〜!!!???」と檄が飛び、
また沸き上がるように差し上げが行われます。
止まることない差し上げと拍手。八坂神社舞殿前にて↑
西楼門からも観客がたくさん入っていて、
3基の神輿会も観客も、渡御の成功を拍手でねぎらいます。
そうして東御座は屋根部の稲がはずされ、舞殿に納められました。
続いて西御座。
掛け声を張り上げながら、たっぷり時間をかけて舞殿の周りを2周半。
舞殿奥の本殿前で差し上げます。
そうして舞殿の正面に回り、東御座と同様、差し上げをして渡御の完了を祝います。
・・・5月から始まった準備、毎週繰り返した打ち合わせ。
万感の想いで一年ぶりに御神輿に再開した、7月10日の飾り付け。
例年見ることない豪雨が降り続いた、17日の
神幸祭・・・
そして今、酷暑の渡御を終え、御神輿は舞殿に戻られようとしています。
何千人いるか分からない人々が、皆揃って手拍子を合わせて締め、
日付が変わる少し前、
西御座の御神輿は舞殿に戻られました。
・・・このときの光景と雰囲気は、忘れることがないでしょう。
こうして熱を帯びた24日は幕を閉じました。
皆々様。
本当に、本当に、ご苦労様でした!
すなこみゅ参加店の皆様による祇園祭テーマ記事集はコチラ!→
「もっと!祇園祭」
以下、すなこみゅスタッフによる2006年祇園祭の関連記事です。
・祇園祭、間近です! [案内 06/06/23]
・祇園祭・長刀鉾の小粋な浴衣! [取材記事 06/06/29]
・2006年祇園祭の主な日程! [案内 06/07/07]
・山鉾巡行の順番も決まり・・・ [案内 06/07/08]
・神輿洗い行ってきました [レポート 06/07/11]
・京都の7月は、神々を迎えるためにある―男達の神輿1 [取材記事 06/07/12]
・神聖なる男の世界―男達の神輿2 [取材記事 06/07/13]
・一囃子方の祇園祭 [取材記事 06/07/15]
・山鉾巡行と神輿渡御(中継?) [レポート 06/07/17]
・神幸祭・24日還幸祭の神輿ルート [案内 06/07/19]
・日暮れに流れる奉納囃子 [レポート 06/07/21]
・還幸祭、行きますよ〜!行ってますよ〜!! [レポート 06/07/24]
・街中が熱気に包まれた・・・還幸祭。 [レポート 06/07/25]
Post: 2006/07/25 13:45 |
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還幸祭、行きますよ〜!行ってますよ〜!! - 2006/07/24

こんにちは〜。sunaba*ukoです。
今日は、お旅所のお神輿が八坂神社にお戻りになられます。
還幸祭です!
最初の中御座のお神輿は17:00にお旅所を発輿です。
今から取材に行って参りま〜す♪
各お神輿のルートは →コチラ
<現在19:00>
わほ〜〜〜!!!
還幸祭、今まさに神輿が街中を練り歩き中です!
17:00、お旅所でにて中御座、東御座、西御座の順に
お神輿が出されます。
これから、渡御に出て、八坂神社へとおかえりになられるのです。
お旅所から出られる東御座 四若神輿会↑
3基のお神輿は差し上げ、差し回しを行い、
それぞれのルートへ消えて行きました。
西御座は寺町を上がって錦小路へ。
寺町通に、錦神輿会が姿を現します。
アーケード内は非日常的な興奮に包まれます。
錦小路寺町角は、長柄(ながえ:かつぎ棒)が引っかからないように
細心の注意。
神輿にも法被姿の担ぎ手さんが乗っており、
身体を張って、神輿が左右のお店に当たらないようガードします。
無事錦小路に入った時は、たくさん集まっていた観衆からも拍手が・・・!
幅の狭い錦に入ると、西御座を担ぐ錦神輿会の担ぎ手の皆さんはいっそう盛り上がり、大きな掛け声と共に進んでゆきました。
騎馬の宮司さまも通られます。ちょっと信じられない光景です・・・!
錦商店街を抜けたら、東洞院でUターンし、高辻へ。
大丸の北側でUターンする西御座の神輿↑
まだまだ、渡御は始まったばかりです!
sunaba*スタッフ、この後もお神輿を追いかけて行きますよ〜!!!
<現在0:00過ぎ>
ただいまでございます〜〜〜
今事務所に戻ってきました!
16:00のレポートの後、三条通の文博から寺町へ走り、寺町下がって、今度は自転車で八坂神社へ(文字通り)疾走!!!
ちょっと眩暈がしましたでございます〜
舞殿に神輿が納められる所まで、見て参りましたョ!
熱い、暑い!
このご報告は明日(もう今日ですか、)にアップします。
スミマセン〜(アレ?前にも聞いたセリフ・・・?)
すなこみゅ参加店の皆様による祇園祭テーマ記事集はコチラ!→
「もっと!祇園祭」
以下、すなこみゅスタッフによる2006年祇園祭の関連記事です。
・祇園祭、間近です! [案内 06/06/23]
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・山鉾巡行の順番も決まり・・・ [案内 06/07/08]
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・京都の7月は、神々を迎えるためにある―男達の神輿1 [取材記事 06/07/12]
・神聖なる男の世界―男達の神輿2 [取材記事 06/07/13]
・一囃子方の祇園祭 [取材記事 06/07/15]
・山鉾巡行と神輿渡御(中継?) [レポート 06/07/17]
・神幸祭・24日還幸祭の神輿ルート [案内 06/07/19]
・日暮れに流れる奉納囃子 [レポート 06/07/21]
・還幸祭、行きますよ〜!行ってますよ〜!! [レポート 06/07/24]
・街中が熱気に包まれた・・・還幸祭。 [レポート 06/07/25]
Post: 2006/07/20 22:35 |
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日暮れに流れる奉納囃子 - 2006/07/21

こんにちは〜。sunaba*ukoです。
昨日は、3基のお神輿と子供神輿が納められている、
四条寺町のお旅所に行って参りました!
17日に
神幸祭で市街に来られた神輿の神々は、24日の還幸祭までこのお旅所にご滞在されます。
その間の、18日から23日までの6日、
各山鉾の囃子方の皆さんが毎晩祇園囃子を奉納して、神様をおもてなしされるのです。
その奉納囃子の様子をぜひとも見たい!と、19:00にお旅所へ。
ちょうど
船鉾の囃子方の皆様が、お神輿に手を合わされている所でした。
今日もまた小雨が降る中、囃子方のみなさんは粛々と配置につきます。
「イヤアッ」
太鼓の掛け声でお囃子が始まりました!
鉦(かね)の囃子方さんは小さなお子さんがほとんど。
合いの手を入れながら、一生懸命ご奉仕されます。
太鼓の方も、手を高々と振り上げて。
こんなに間近(もう1、2mの距離!)でお囃子を聴いたことがなかったのですが、力強い印象が非常に新鮮でした。
道行く人も足を止め、しばし見とれます。
お囃子の方々の傍らには、一枚ずつ曲目が書かれた立て札があり
曲が変わると、ご担当の方がサッとめくられます。
本当に、何十曲もあったと思います。
素人の耳には、お囃子は途切れることなく続くように聞こえますが、立て札の曲目は次々と進んでゆきます。
祇園囃子にはこんなにたくさんの曲があったのか!と今更ながら驚くと同時に、
「鉦(かね)を覚えれば、囃子のメロディーを完全に口ずさむことができるのです」
と話されていた、
畑さんのお話を思い返していました。
順番を覚えるだけでも大変そう・・・
毎年毎年、先輩方に教わって、立派な囃子方になられるのでしょうね。
お囃子が流れている間にお神輿をお参りしたら素敵な気がして
すぐ横のお神輿を拝観することに。
・・・
大きいです!
そして、なんと美しい・・
大勢の
男衆に担がれているときには小さく感じたほどですが、この存在感!
「ほぉぉ・・・」とため息が漏れてしまいました。
<中御座>

やはり堂々とした、主神の威厳が感じられます。
<東御座>

女性の神様だけあって、優しい感じがするのは気のせいでしょうか。
横には分霊が祀られる子供神輿、東若御座。
<
西御座>

八柱の神様が祀られる、大きな八角形の神輿です。
神輿の屋根部分には八坂神社の御神紋が施されており
思わず気が引き締まります。
ろうそくを立てて手を合わせ、取材でお世話になった御礼を申し上げました。
おっと!そしてこれはもしかして。
清課堂様が
記事でご紹介されていた瓶子(御神酒徳利)ですね?
錫(すず)独特の鈍い光を放ち、どっしりと重厚な雰囲気です。
高さ50cmはありそうです。思っていたより大きくてびっくり!
こうして、お知り合いになれた方のお仕事を目にできるというのは大変嬉しく、ワクワクするものですね。周りの人に自慢したくなっちゃいます。
・・・こうして念願の、御神輿へのお参りと、奉納囃子を聴くことができました。
実はこの奉納囃子に関する資料が少なく、
いろいろ調べたり伺ってみたりしたのですが、今年の6日間はどこの鉾町の方が奉納囃子を担当されるのか、この時までまったく分からない状態だったんです。
そこで、お囃子が一段落して休憩に入られたときに、浴衣をお召しの男性に伺ってみました。
たまたまお声を掛けさせて頂いたその方が、なんと
船鉾の代表をされている、井尻茂樹さんという方でした!
なんだかとっても幸運な気が!!
井尻さんはご親切にも控え室から資料を持ってきてくださり、丁寧にご説明して下さいました。
お話によると、囃子方がいらっしゃる山鉾は、32基中12基。
奉納囃子は毎年6日間なので、
12基が二つのグループに分かれて、隔年ごとに担当されるそうです。
そして今年は、井尻さんが代表を務められる
船鉾が入ったグループのご担当。
グループ内での順番は、くじを引いて決めるそうです。
そうして決まった、今年の奉納囃子の日程は以下の通り↓
18日(火)
四条傘鉾 (しじょうかさぼこ)
19日(水)
月鉾 (つきぼこ)
20日(木)
船鉾 (ふなぼこ)
21日(金)
岩戸山 (いわとやま)
22日(土)
綾傘鉾 (あやがさぼこ)
23日(日)
北観音山 (きたかんのんやま)
なるほど〜。こうやって順番を決めるのですね。
そしてもう一つのグループ、
長刀鉾・南観音山・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・放下鉾
は来年にご奉納されるのです。
また勉強になりました!最近、毎日新しいことを学んでいる気がします。
ご多忙の中お付き合い頂きました井尻さん、本当に有難うございました。
たくさんの人々が行き交う四条通に、透き通るように流れるお囃子は、
大変趣深いものでした。
今年の奉納囃子を聴くことができるのは、還幸祭までの
あと3回。
ぜひ一度訪れてみてくださいネ!
すなこみゅ参加店の皆様による祇園祭テーマ記事集はコチラ!→
「もっと!祇園祭」
以下、すなこみゅスタッフによる2006年祇園祭の関連記事です。
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・日暮れに流れる奉納囃子 [レポート 06/07/21]
・還幸祭、行きますよ〜!行ってますよ〜!! [レポート 06/07/24]
・街中が熱気に包まれた・・・還幸祭。 [レポート 06/07/25]
Post: 2006/07/21 01:06 |
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17日神幸祭・24日還幸祭の神輿ルート - 2006/07/19

こんにちは。sunaba*ukoです。
17日の山鉾巡行・神輿渡御の中継?の
記事で、神輿ルートのご質問を頂きました。
取材のときに、八坂神社舞殿の案内看板をカメラに収めていたにも関わらず・・・抜けておりました。ゴメンナサイ!
・・・神輿渡御は、
神様が市街へ来られる
17日の還幸祭 と、
一週間の市街滞在を終え、八坂神社にお戻りになられる
24日の還幸祭 と、
2回あります。
3基のお神輿は、それぞれの氏子区内を練り歩くので、全て別々のルートを進みます。
さて、17日に雨に打たれなから進んだルートはコチラ!↓
【
7月17日 神幸祭 神輿渡御ルート (八坂神社舞殿掲示看板より)】
中御座
本社→石段下→四条通から大和大路を北→三条通から木屋町通を北→二条大橋折返→二条通から寺町通を南→三条通から河原町通を南→四条通から御旅所へ
東御座
本社→石段下→東大路を北→新橋通から花見小路南折返へ→大和大路を通り若松通を東→花見小路から三条通を西へ→河原町通下がり仏光寺通折返→四条通から御旅所へ
西御座
本社→石段下→四条通から花見小路を南へ→団栗通から川端通を北→四条通から大和大路を北→有済校折返→三条通から木屋町通を北→二条通へ入り寺町通を下がる→三条通から河原町通を南→四条通から木屋町通を下がり松原通を西→河原町通を上がり四条通から御旅所へ
お旅所に着いたのは、22:00をゆうに越えた頃でした。
そして。
来たる24日の還幸祭ルートはコチラです!↓
【
7月24日 還幸祭 神輿渡御ルート (八坂神社舞殿掲示看板より)】
中御座 17:00発輿
御旅所(17:00)→四条通から寺町通を南→高辻通を西→烏丸通を上がり四条通を西→大宮通から御池通を西→JR二条駅前→千本通を下がり三条通を東→御供社での祭典(19:45−20:20)→三条通を東へ、寺町通から四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ(21:30)
東御座 17:35発輿
御旅所(17:35)→四条通から烏丸通を南→高辻通から室町通を北へ→四条通から新町通へ出て下がる→高辻通から大宮通を北→四条大宮(19:40−20:10)→三条通を東→御供社での祭典→三条通から寺町通を下がる→四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ(21:50)
西御座 18:00発輿
御旅所(18:00)→寺町通を上がり錦小路を西→高倉通を下がり四条通を西→東洞院通を下がり高辻通を西→烏丸通から四条通を東→東洞院通を上がり姉小路通を西→油小路通から御池通へ出て西→大宮通を下がり二条陣屋(20:30−20:50)→三条通を東→御供社での祭典→三条通を進み寺町通を南→四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ(22:20)
取材させて頂いた西御座の神輿の、
役員「赤法被」の方々だけで神輿担ぐ「ドリームチーム」が見られるのは
24日の21:00頃、寺町蛸薬師〜錦小路の区間です。
ぜひ参考になさってくださいね!
すなこみゅ参加店の皆様による祇園祭テーマ記事集はコチラ!→
「もっと!祇園祭」
以下、すなこみゅスタッフによる2006年祇園祭の関連記事です。
・祇園祭、間近です! [案内 06/06/23]
・祇園祭・長刀鉾の小粋な浴衣! [取材記事 06/06/29]
・2006年祇園祭の主な日程! [案内 06/07/07]
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・神幸祭・24日還幸祭の神輿ルート [案内 06/07/19]
・日暮れに流れる奉納囃子 [レポート 06/07/21]
・還幸祭、行きますよ〜!行ってますよ〜!! [レポート 06/07/24]
・街中が熱気に包まれた・・・還幸祭。 [レポート 06/07/25]
Post: 2006/07/19 17:35 |
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山鉾巡行と神輿渡御(中継?) - 2006/07/17

【7月24日に行われた、還幸祭レポートは
コチラへ】
sunaba*maruです。
只今、山鉾巡行レポート中です!!
大雨の中、すごく幻想的な山鉾に圧倒されます。

は御池-河原町にて
こんにちは〜。sunaba*ukoです。
今16:00ちょっと前。
山鉾巡行を堪能して、神輿の前にいったん事務所に戻ってます。
今日は生憎の雨ですが、頑張っておりますです。
私の17日は、河原町御池でスタートしました。
(いや、ホントは自宅の着付からかな・・)
ざんざん降る雨の中、50分間待機。
やがて長刀鉾が姿を現し、辻まわしが始まりました!
ギシギシいいながら、掛け声と共に鉾が回ると、周りの観客から声援があがります。
4回ほど繰り返し、完全に向きが変わりました。
やはりやはり、目の前で見ると迫力があるものですね〜
そしてやっぱり、長刀鉾の浴衣はピカイチで、本気で素敵でした!
そしてさらに嬉しいことには、
木村幾次郎さんが、囃子台の上からひょっこり顔を出されて、こちらに気づいてニコニコと手を振ってくださったのです!!!
もう、もう、どきゅ〜〜〜ん!!!!!
ヤラレテシマイマシタ。
・・・ぎゅうぎゅうに密着して見守る観客は、みなお互いの傘から滴る雨水ででびしょぬれです。
sunaba*ukoも着付けたばかりの浴衣が見事に雨を吸い、片手で絞れるほどでした。
・・・それでもメゲず!
鉾と一緒に御池を進み、次は新町蛸薬師へ直行!
ここで、スタッフは二手に分かれ、sunaba*ukoは
和小物・着物卸のお店「
北川」さんにお邪魔して、巡行がやってくるのを待ちました。
突然の飛び込み訪問にも関わらず、そして目まぐるしい忙しさにも関わらず、
北川さんは快く迎え入れてくださいました。
そして新町通に面した二階で、目の前で鉾が通るのを見させて頂いちゃったんです!
手を伸ばせば届くほどの距離を、山鉾の囃子台が通り過ぎてゆきます。
目前を通り過ぎる長刀鉾囃子台の皆様↑
もちろん、
畑正高さんも見つけました!気づいて頂いたでしょうか・・・?こんなに身近な祇園祭は初めてで、テンションだだ上がりです。
こうして、
全ての山鉾を間近で見られたんです!
でも本当に山鉾って豪華に飾ってありますよね。
一つ一つ、見事な装飾です。
北川株式会社、二階からの風景↑
北川さんの二階は、「お友達」や「お友達のお子さん達」やおそらくご親戚や、近所の方や、たくさんの方がいっぱいいらして、
「次は鶏(鉾)やね」などと、わいわい楽しい雰囲気♪
しかも、sunaba*ukoがびしょ濡れなのを見兼ねて、
北川さんの奥さんが格安の浴衣を薦めてくださり、さらに手際よく着付けまでしてくださったんです・・・!
こうして本日二回目のお色直し(?)を終え
さらには皆さんと笹寿司とビールまで頂いて、すっかり極楽な私。
もう、ホント、あったかい午後でした。
北川さんの奥様、お店の方々、本当に有難う御座いました。
そして北川さんの旦那様はなんと南観音山の理事を務められております。
お店の皆さんも、最後に南観音山が戻ってきた時にはいっそうの歓声と拍手で迎えられ、それぞれのお家の男衆に声を掛けておられました。
とっても素敵なひとときでした。
南観音山には大きな柳が付いています。
これを今晩お風呂に入れて入ると厄除けになるんですって。
巡行を終えて帰り、柳を求められる南観音山↑
先を争うように持ち帰られる柳の枝。
sunaba*ukoがモタモタと手を伸ばしていたら、近くにいた車方のお兄さんが
「こんなんでいい?」と言って、ホイ、と取って下さいました。
なんか、メチャあったかい(><)!
大事に持って帰ります。
さてさて、この後は神輿。八坂神社へ行きますョ〜!!!
>>行って来ました!!
>>これからお旅所へ向かいま〜す。
(おそらく紹介は明日になります。お楽しみに。)
こんにちは〜。sunaba*ukoです。18日になっちゃいました。
昨日はあの後、夕方の差し上げと神輿渡御に行って参りました〜
この記事のコメントにも書かせて頂きましたが、八坂神社石段の最上段(、右端・・・)に何とか潜入しました!
この時は雨もしばしおさまって、空も日暮れ前の様相。
薄暗い、ただならぬ雰囲気の中で、神輿が来るのを今か今かと待ちます。
やがて、「ドン・・・ドン・・・」と太鼓の音が遠くから響き、
神輿の先導を務める久世駒形稚児さまが、飾られた馬に乗って、
鎧兜に身を固めた騎馬武者や正装の関係者の方々の長い行列(宮本講社神宝奉持列)とともにしずしずと現れました。
観衆も息を呑んで、静かに見守ります。
静寂に包まれた、東山四条の交差点。
行列が四条通を西へ進み、姿が見えなくなった頃、
また遠くから「ほいっとぉ、ほいっとぉ!」と掛け声が聞こえてきて、やがて大きくなり、
とうとう!神輿が姿を現しました。
まずは主神のスサノヲノミコトを載せた、三若が担ぐ中御座です。
神輿洗いの時に見た際は、まだ飾りつけ前の裸神輿でしたが
今は全身に金色と朱色の飾りが付けられ、
余丁の掛け声と共に、長柄(ながえ:神輿を担ぐ棒)の鈴も
シャンシャン、シャンシャン、と音を鳴らします。
神輿洗いの時もそうでしたが
神輿が現れると、辺りがピン、と張り詰めた神聖な空気に変わるような気がします。
そして何故か、涙が出そうになります。
感動なのか、興奮か・・・不思議なものですね。
続いて可愛らしい子供神輿。
これは東若御座、クシイナダヒメの分霊が祀られています。高い掛け声を張り上げる子供の担ぎ手さんたちに、周りからも「かわいい」と声があがっていました。
さらに四若が担ぐ、クシイナダヒメノミコトの東御座。
東御座の長柄は100年ぶりに新調されたもので、樹齢200年のヒノキを4年間乾燥させて作ったそうです!
長さ14m弱、重さ200kg。見事な長さでした。
余丁(担ぎ手)たちも熱を帯びます。
・・・さらにヤハシラノミコガミの
西御座。
差し上げの力強さが伝わってきますね。
神輿は父・母の分霊・母・子供の神様の順に登場したわけです。
出発式のあと、3基は差し上げを行い、いざ出発!
やはり、実際に目の前で見ると、3基1200人は圧巻です!
雨が降り出す中、威勢の良い掛け声と共に、それぞれの進む道に消えてゆきました。
・・・実はこの間、八坂神社の石段上では、sunaba*ukoはシンガポールから来たというお母さんと男の子に質問攻めに合っておりました。
昼間に撮った山鉾の写真を見せて、「これから出てくるのは、これとは違うの?」「何がでてくるの?」「あの行列は何?」
・・・・。
日本語でも説明難しいですから!!!
いやいや、でもすなこみゅでいっぱい勉強させてもらったんですから
頑張ってこのお祭りの素晴らしさをなんとか伝えねば!
・・・と、四苦八苦の結果、100分の1くらいは伝わったのでは?と思います・・
男の子はsunaba*ukoの肩に届かないくらいだったので小3くらいかな?と思いますが、私の方が見やすい位置にいたので前のスペースを空けたら、「ダイジョウブデス。アリガトウ。」と、はにかみながら辞退。
それでも一生懸命手を伸ばして写真を撮っているので、結局おいで、と場所を空けたところ、時々心配そうに振り返っては「チャント、ミエテマスカ・・・?」との気遣い。
えええ、もう、全然見えてます!全然大丈夫ですぅ!
すごい、いい子です。感心してしまいました。
他に浴衣を着て見に来られている外人の方も、たくさん見かけました。
京都滞在をめいっぱい楽しんで欲しいですね。
・・・そんなこんなで一旦事務所に帰り一休み。
この頃はまだ結構元気。
そして頃合いを見計らって寺町を通って四条のお旅所へ。
やってくる神輿を待ち構えます。
やがてやがて、中御座の神輿が河原町通から姿を現しました!
4時間も雨に打たれ続け、神輿を担いできた男たち。
疲労しているはずなのに、でも、声を張り上げます。
何度も何度も差し上げと差し回しを繰り返します。
到着を喜ぶように、惜しむように・・・。
観客も掛け声に合わせて手拍子をします。
そして長柄がはずされ、お旅所へと中御座が収められました。
順を追って、東御座が到着。
ひときわ長い長柄が、四条通を差し回しされるさまは迫力満点です!
そして、、、
立ったままの足がだるくなって、思わずヘコたれそうになった・・・その時!
来ました!
西御座の神輿です!
3基の中で一番人数の多いこの神輿は、「ほいっとぉ!」の掛け声も、会長の檄もひときわ大きく、もう勢いがスゴイ!!!
八坂神社での差し上げから4時間は経っているのが信じられません。
みんなずぶ濡れなのに、お旅所前の差し回しも、勢いよく、大きく大きく動くため、警官が慌てて一列に並び壁を作ったほど。
見ている方も夢中になって、掛け声に合わせて手拍子をしておりました。
んん〜、神輿の男衆はカッコいいですね!
水も滴る
藤井輝男さんも見つけましたよ!
無事にお旅所に納まって、神幸祭は終了。
こうして、もう十二分に満喫した17日は幕を閉じました。
夢から醒めたような気分・・てこういうことかも。
生憎の雨の中、精一杯ご奉仕された山鉾の皆様、神輿の皆様、関係者の皆様、そして観客の皆様。
お疲れ様でした。格別の一日でしたね!
すなこみゅ参加店の皆様による祇園祭テーマ記事集はコチラ!→
「もっと!祇園祭」
以下、すなこみゅスタッフによる2006年祇園祭の関連記事です。
・祇園祭、間近です! [案内 06/06/23]
・祇園祭・長刀鉾の小粋な浴衣! [取材記事 06/06/29]
・2006年祇園祭の主な日程! [案内 06/07/07]
・山鉾巡行の順番も決まり・・・ [案内 06/07/08]
・神輿洗い行ってきました [レポート 06/07/11]
・京都の7月は、神々を迎えるためにある―男達の神輿1 [取材記事 06/07/12]
・神聖なる男の世界―男達の神輿2 [取材記事 06/07/13]
・一囃子方の祇園祭 [取材記事 06/07/15]
・山鉾巡行と神輿渡御(中継?) [レポート 06/07/17]
・神幸祭・24日還幸祭の神輿ルート [案内 06/07/19]
・日暮れに流れる奉納囃子 [レポート 06/07/21]
・還幸祭、行きますよ〜!行ってますよ〜!! [レポート 06/07/24]
・街中が熱気に包まれた・・・還幸祭。 [レポート 06/07/25]
Post: 2006/07/17 11:09 |
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一囃子方の祇園祭 - 2006/07/15

17日の山鉾巡行が目前に迫り、各山鉾町では今まさに、準備も佳境に入っています。
既に、釘を一本も使わずに縄だけで組み立てる伝統的な「縄がらみ」方法での「鉾建て」が完了し、「曳き初め」が行われ、
13日には立烏帽子に水干姿で白馬に乗った長刀鉾のお稚児さんが八坂神社へ詣で、五位少将、10万石大名の位を戴きました。
山鉾巡行は、祇園祭の中心的行事と言えます。
当日は囃子が流れる中、高々とそびえる豪華絢爛な32基の山鉾の行列が力強く進む様は、毎年20万人近い観客を魅了します。
今回は、山鉾に乗る側、
なかなか知ることのできない「囃子方の目線で捉えた祇園祭」をお伝えします!
―お稚児さんから囃子方へ。長刀鉾に42年―

京都で300年の香老舗「
松栄堂」の
畑正高(はた まさたか)社長は
昭和39年、10歳の時に
長刀鉾のお稚児さんを務められました。
そして翌年11歳から41年間、毎年囃子方として長刀鉾に乗っておられます。
平成4年には息子さんがお稚児さんに選ばれ、親子2代でお稚児さんのご経験をお持ちなのです。
烏丸二条にビルを構える、香老舗「松栄堂」
一階の京都本店に一歩足を踏み入れると
お香の優しい香りに包まれます
この時期はいつも、夕方になると烏丸二条の本社から自転車に乗って
四条烏丸でのお囃子の練習や鉾の準備へ。
毎年のことなので、社員の方々も「いってらっしゃい」と当たり前のようにお送りします。
「もちろん、そのぶん仕事は大変。でも普段仕事を頑張っているから、家族や会社の皆も許してくれているのでしょう。」
有り難い事です、と畑さんはおっしゃいます。
そして今年も17日、長刀鉾の上で笛方として奉仕されます。
―巡行中の山鉾の上では―
当日、長刀鉾の囃子台は六畳程の広さになんと、40人近い囃子方が鈴なりです。
先頭にお稚児さんと2人の禿(かむろ)、世話役がおり、
囃子方は、鉾の右側に鉦、左側に笛、後部が太鼓、と位置が決まっています。
鉦は右手で叩き、笛は左に張り出すため、この位置はどの山鉾でも一緒。
そう、非常に限られたスペースでは、実はこれ以外の配置は無理なのです。
夏真っ盛りの暑い暑い京都の日中。
巡行中の山鉾の上はもちろん、冷房のない満員電車の状態。
祇園祭の鉾には、鉾背面の虹粱より掛け下げる「見送り」という巨大な懸装布があります。
特にお稚児さまが乗られる長刀鉾では、太鼓や中央の笛方トップの方たちは囃子台の後部に位置せざるを得ず、暗い上に風が通らず大変だそうです。
山鉾巡行出発前の四条烏丸交差点。
でも鉾の上は、長年一緒に囃子方をやってきた町内の顔見知りばかり。
幼馴染みだっています。
「今年は後ろの鉾が遅れとる」
「○○の車方はあかんわぁ」
「ほら。あそこの信号のとこ、○○さんおるで」
他の山鉾を冷やかしてみたり、山鉾を見つめる観衆を逆に観察してみたり。
意外にも鉾の上からは、観衆に混じる知り合いの顔がよく判別できるとのこと。笛を吹きながら、空いた片手を振ったりもします。
和気藹々・・・町衆のお祭らしい雰囲気が、こんな様子に表れていますね。
本来、囃子方はあまり写真を撮ったりしてはいけないそうですが
畑さんも、息子さんがお稚児さんの時には思わず、元来お好きなカメラを手にしてしまいました。
「ぎゅうぎゅうに詰まっているから、意外と囃子方同士はお互いが何をやっているか分からないものなんです。外からは丸見えですけれど。
息子の注連縄切りの瞬間を、後ろから一生懸命撮っていたんですけれど、放映されたテレビ番組でその様子がバッチリ映っていて。翌年からカメラ禁止になってしまいました。」
老舗の社長さんの、照れた笑顔が弾けます。
鉾から見たお稚児さん
―囃子方がスペシャリストになるまで―
32基の山鉾は、室町時代に都市部で発達した自治制度の名残で
今でも各町内で完全に独立して保存・運営されています。
その中でそれぞれの鉾町がルールを守って、共に山鉾巡行に望むのです。
各鉾の組織も、また見事に分業制。
囃子方は囃子方、車方は車方、曳き手、音頭取、屋根方・・・と決まっていて、役割を交代することはありません。
なんとお稚児さんの髪を切ったり、お化粧したり、粽を作るお役目まで決まっているのです!
さらに長刀鉾の囃子方の世界は、厳格な年功序列だそうです。
囃子方には、鉦(かね)、笛、太鼓のパートがありますが、
皆、囃子方を始めるときはまずは鉦から、と決まっています。
「鉦を一通りやったら、囃子のメロディーを全部覚えられる」
10年ほど鉦をやったら、今度は笛か太鼓を選びます。
そうしてそのパートの先輩に教えてもらいながら、自分の選んだ楽器のスペシャリストになってゆくのです。
各楽器のトップになるまでは、長い道のりなのですね。
―お稚児さんはどのように選ばれるのですか?―
親子2代でお稚児さんのご経験を持つ畑さんに、ぜひ伺いたいこと。
祇園祭の生き神様であるお稚児さんは、どのように選ばれるのでしょう。
「適した年頃の男の子が町内の役員さんに紹介されるのであって、特に資格のようなものはありません。とはいえ、一ヶ月間たくさんの行事をこなさなければならないので、健康で体力があることが大事でしょうね」
そうは言っても、一ヶ月もの間、お稚児さんだけでなく、家族の方も同じくたくさんの行事を一緒に執り行うのですから、誰もができるわけではありません。
また不祝儀(ぶしゅうぎ:忌中など)の場合は選考されません。神事のため、この場合は囃子方でも鉾に乗ることは遠慮するそうです。
畑さんはしみじみおっしゃいます。
「息子がお稚児さんになり感じたのは、自分の時は親がよくぞ務めてくれたな、ということ」
ご自身がお稚児さんをされた時は、今と比べて倍近い行事があったそうです。ご両親はだいぶ憚られたそうですが、最終的には引き受けられてご立派に務めを果たされました。
7月のお祭りの期間中はご近所から親戚まで途切れることなく訪ねて来られて、家中が毎晩食事やお酒の準備に追われるそうです。
「でも祭と共に“プツン。”と終わる。ある日を境に、突然、“シーン”とした静けさが訪れるのです。
昨日までのあの騒ぎはいったい何だったのだろう、と思う様な・・・懐かしいような、不思議な感覚です」
まさに「祭りのあと」なのだ、と。
静けさに包まれてガランと広くなった家で、ホッとしたような、でもちょっと気の抜けたような家族の姿が目に浮かぶようです。
子供の頃に感じていたそんな気持ち、思い出しました。
―一囃子方として想うこと―
「祭は時代と共に変化するもの。でもひとつひとつの物事の本来の意味を大切に、レベルアップしてゆく方向に変化して欲しい」
例えば17日の神幸祭で、八坂神社からお旅所に御神輿がやってきます。
18日から24日の神輿の一週間の滞在中、山鉾の囃子方たちは毎日交替で「奉納囃子」を演奏します。
これは滞在中の神々をもてなしお慰めする大切な行事ですが、「四条通の道端で演奏する時は情けない気持ちになる」と畑さんはおっしゃいます。
「神様に奉納する囃子を、車が通り過ぎる道端で演奏するなんて・・・通行人も17日を過ぎれば“もう祭は終わったのに何をしてるんだ?”という感じ。本来の祇園祭の意味合いが伝わっていないのはとても残念です。」
改善できることはするべきではないか、という願い。
時代と共に変化する祭の様子を、その目で、一番近くから見てこられた畑さんです。
また、昔の情緒を懐かしむ気持ちはやはり強くお持ちのようです。
「昔の宵山は、本当に静かで情緒ある夜だった。ゆっくりと祇園囃子が流れて・・・今は信じられないほど人が多くて、あの懐かしい雰囲気は太子山の辺りに少し残るくらいになってしまいました。」
山鉾巡行も、以前は寺町四条を下がって、松原通りを西に進むルートでした。
松原通で一旦止まって、その辺のお家で一休みです。松原通の住人も「うちは○○の鉾をお迎えするのだ」とそれぞれ誇りを持ってお迎えされていました。
道すがら住人にお酒など頂きながら
たっぷり一日かけて、街中をゆっくりと進む山鉾たち。
のんびりとした、情緒溢れる光景ですね。
でも変わってゆくとは、こういう事なのかもしれません。
現代には現代の良さがある。
毎年見られる沿道の賑わいが、それを物語っています。
・・・様々な想いを包括しながら、今年も17日がやってきます。
宵々々山から街に繰り出す人、粛々と神事を執り行う人、
賑やかな、厳粛な、熱い、静かな、いつも通りの、・・・たくさんの祇園祭。
その中でそれぞれの山鉾は、またひと夏分の歴史をつくるのです。
すなこみゅ参加店の皆様による祇園祭テーマ記事集はコチラ!→
「もっと!祇園祭」
以下、すなこみゅスタッフによる2006年祇園祭の関連記事です。
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Post: 2006/07/15 13:32 |
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神聖なる男の世界―男達の神輿2 - 2006/07/13
―神輿を担ぐということ―
神輿を担ぐということ。
それは、「神様をお運びする」ということ。
荒々しく迫力のある神輿渡御ですが、祇園祭の真髄である神聖なお役目なのです。
祇園祭の3基の神輿は、それぞれ異なる組織によって担がれます。
西御座の神輿を担ぐ、
錦神輿会の藤井輝男さんはおっしゃいます。
「1000年続く伝統と厳粛な神事の精神を、しっかりと守って伝えて行きたい。」

藤井さんは錦小路で200年続く
「
津之喜酒舗」のご店主です。
昨年、一昨年と錦神輿会の会長を務められていました。
「西御座の神輿は日本一。」
神輿を語る藤井さんには、誇りと、並々ならぬ思い入れが感じられます。
「準備から手入れまで、会が誇りを持って丁寧に保存して大切に扱っている。
神輿を大切にする想い。体制。準備。状態。これは日本一やと思ってます。」
もう5月の連休が明ければ、会長と役員の方々は頻繁に打ち合わせ。
備品の点検、スケジュールの確認、渡御の道順や見せ場の決定・・・
7月も近づくともう毎週、時に週に2回も打ち合わせを行います。
また、神輿の余丁(担ぎ手)たちの指揮も重要な仕事です。
赤法被を着る40人程の役員が、青法被を着た600人近くの余丁たちを統率するのです。
現在は会員の紹介であれば(そしてもちろん男性であれば)誰でも参加できるため、祇園祭の真髄や精神を皆に理解してもらわなければいけません。
それを伝えてゆくのも赤法被。
こうして目の回るような準備期間を経て、役員および会長の怒涛の7月が始まるのです。
―神聖なる男の世界―
西御座の神輿を担ぐ錦神輿会の会長は、赤法被にタスキの出で立ち。
昨年、一昨年とタスキを着けた藤井さん。その時はどんなお気持ちだったのでしょう。
「祇園祭の主役は俺達だ。タスキを着けた瞬間、”俺がこの神輿を動かすんだ!!!”という責任感と高揚感でいっぱいになった」
担ぎ手600人を統率するこのタスキは、絶対です。
皆が黙って言う事を聞く、男の世界。
渡御の直前、八坂神社前で、タスキの会長は自分の担ぎ手たちに決意表明をします。
「歴代の会長は”お前ら!”と呼びかけていたけれど、自分はそんな呼び方せんと”皆さん”と言おうと思ってた。でも600人の前に立ったら、頭に血が昇って。
叫んどってん。”お前ら〜〜〜!!!”って(笑)。もう何を言ったか覚えてへん」
沸きに沸いて応える男達の先頭に立ち、副会長と二人、扇子で神輿を先導します。
「扇子の一振りで600人が動く。それはもう、鳥肌が立つ」
2人対600人。夕闇に激しく燃え上がる1200の目を4つの目で受け止める。
精神が緊張して疲労する一方で、男としてこれ以上ない快感を覚えるとのこと。お話されながらも藤井さんは腕をさすっておられました。
2006年、今年もこの熱い熱い男達をぜひとも目に焼き付けたいものです。
赤法被を着た役員達は、通常は色々な役目があり神輿を担ぐことができません。
しかし、厳格なしきたりを守る神輿会ですが、実は会長により担ぎ方が変わるそう。
藤井さんが会長の時には、赤法被40人の「ドリームチーム」が神輿を担ぐ区間を新設しました。藤井会長が「俺の色」を入れたのです。
このアレンジは好評で、会長が変わった今年も引き継がれることになりました。
今年は、神様が八坂神社にお戻りになられる24日の還幸祭、21:00頃。ドリームチームの雄姿は
寺町蛸薬師〜錦小路の区間で見ることができます!
―でも神輿を担ぐって、大変なんです―
担ぎ手も観衆も、異様なまでの熱気に包まれる「神輿」。
暑さもさることながら、体力も相当に必要です。

特に猫下(ねこした)は渡御の間、一回も交替することなく中腰のまま!
もう、途中から目の前が真っ白になってくるそうです・・・
余丁たちが手を伸ばして神輿を高く掲げる「差し上げ」は、神様への敬意を表す見せ場ですが、実は猫下でフラフラになっている人に酸素を送り、腰を伸ばしてもらう為でもあるのです。
それでも猫下、黒ながえなど、神輿の中心にいる人たちは例年同じ顔ぶれ。
”この人はココ”と、皆の暗黙の了解で決まっているのです。
この猫下や黒ながえの立ち位置の引継ぎがまたユニークです。
役目や地位などの基準によって選ばれるのかと思いませんか?
実際は、「そろそろ自分の位置を、次に伝えなければ」となった時には、毎年神輿を担ぐため顔は知っていても名前も知らない他の余丁に「オイ、ちょっとこっち来て覚えろや。」と声を掛けて教えるのだそうです。
「こいつは毎年来てるし、頑張ってるな」と見込んでの引継ぎ。
年に一度の顔合わせが育む、師弟愛です。
―17日の神輿渡御ももう目前!―
10日、中御座の神輿が
神輿洗いの神事を行っている一方で、
西御座と東御座の神輿には飾り付けが行われました。
もちろんこれも、神輿会の仕事。
神輿との一年ぶりの対面を果たし、様々な想いを込めて瓔珞(ようらく)や鵜之鳥などの飾りをつけて行きます。
黒かった裸神輿が、豪奢な姿に生まれ変わったら。
・・・もう17日を待つのみです!
飾り付けが終わった西御座の神輿。
この後、八坂神社の舞殿で神輿渡御の日を待ちます
「京都の7月は、神々を迎えるためにある―男達の神輿1」は
コチラ
すなこみゅ参加店の皆様による祇園祭テーマ記事集はコチラ!→
「もっと!祇園祭」
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・祇園祭、間近です! [案内 06/06/23]
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Post: 2006/07/11 16:25 |
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